防犯カメラにノイズが入る原因とは？その改善方法もご紹介します！

「防犯カメラ映像にノイズが入ってしまう原因を知りたい」 「ノイズが入った時の改善方法を教えてほしい」
このようにお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
防犯カメラにおいて、ノイズの発生は1つの大きな問題ですよね。
そこで今回は、防犯カメラにノイズが起きる原因と、その改善方法をご紹介します。

□防犯カメラにノイズが入る原因とは？

防犯カメラにノイズが入る原因として、複数考えられます。

配線コードの劣化は、ノイズの大きな原因の1つです。
もし複数の防犯カメラを使用している場合は、別の防犯カメラと入れ替えてみましょう。
入れ替えた先の防犯カメラにノイズが発生すれば、映像ケーブル（同軸ケーブル）自体が劣化していることが原因であると考えられます。

（勿論、この時点ではカメラ自体の不具合の場合もあります）

▼防犯カメラ映像ケーブル（写真はケーブル名3C-2Cの両端BNCコネクタ付）

さらに、配線コードがあまりにも長いとノイズの発生に繋がるため注意が必要です。
「カメラシステム毎にケーブル長・線種が定められていますので、既定の距離以上ですと、映像劣化・ノイズの原因になります」
もし配線コードを取り替えてもノイズが解消されなければ、配線コードではなくカメラ本体に問題があると言えます。 ※特に映像電源一体型ケーブルの場合は、ケーブルが細い為、これを使っているが故の不具合は多いです。

防犯カメラの周囲に強い電磁波を出している場所があることで、防犯カメラにノイズが発生する可能性があります。
例えば、ラジオ局やテレビ局などが近くにある場合に起こりやすいです。
また、印刷機やプレス機械なども大きな電磁波を発生させるため注意しましょう。

▼トラック・タクシー・警察無線他トランシーバーなどの強電波は影響を受けやすい

さらに、電磁波だけではなく、電圧配線もノイズの原因となりかねます。
なぜなら、電圧配線が200ボルトの電圧を出していると防犯カメラの配線に影響するからです。
そのため、できる限り電圧配線からはカメラを遠ざけて配置することをおすすめします。

※ご参考：電気設備技術基準では他設備ケーブルとは原則接触を避けるような規定です。

▼防犯カメラ映像ケーブルと他強電ケーブルとの併設は避けたい

ノイズの原因として、防犯カメラの液晶モニターそしてカメラ本体が故障していることも挙げられます。
万が一モニターの故障が確認できた場合、電源とHDMIケーブルをチェックしてみましょう。
コンセントがしっかりプラグに入っているか、ケーブルの接続状態が悪くないかを確認することで、モニターの不良が改善される場合があります。

□ノイズの原因別の改善方法をご紹介！

続いては、ノイズが発生する原因別に、改善方法をご紹介します。

周囲に強い電磁波が存在し、それが原因でノイズが発生している場合は、防犯カメラの配置を変えてみましょう。
それでも状態が良くならない場合は、カメラ本体に原因があると考えられます。
「ＬＥＤ照明以外の照明からは５０ｃｍ以上は離してください。」

もし防犯カメラ付近に電圧配線がある場合は、電圧配線からできる限り遠い場所に配線することで対処できます。
それでも改善されないのであれば、電圧配線とカメラの配線が垂直に交わるように配線したり、ＰＦ管という電気の配管材を利用したりして対処してみましょう。

□まとめ

今回は、防犯カメラにノイズが起きる原因と、その改善方法をご紹介しました。
防犯カメラにノイズが入った際、原因ごとに改善方法は異なるため、まず初めにノイズの原因を知ることが大切です。
また、カメラを配置する周囲の環境を事前に確認し、ノイズの発生を予防することもおすすめします。

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このページでは、防犯カメラ設置に関して、法律・個人情報保護法・カメラ向きの重要性などをとり上げました。

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