防犯カメラの犯罪抑止力|抑止効果の高い犯罪とは!?
「防犯カメラで実際に犯罪数は減少するの?」
「防犯カメラはどんな犯罪に効果があるの?」
近年では街中で当たり前に存在する監視カメラですが、実際に犯罪抑止効果があり、日本の犯罪率の低下に貢献しています。
今回は、防犯カメラの犯罪抑止力と、抑止効果の高い犯罪について解説していきます。
■防犯カメラの犯罪抑止力
防犯カメラには、「犯罪の証拠映像を確保する」効果だけでなく、「犯罪を抑止する」効果もあります。
実際に、防犯カメラの設置によって「年間刑法犯件数が減った」「地域の犯罪率が減少した」「車上荒らしの件数が減った」などの報告が警察庁からなされています。
日本は、「銃の所持が認められていない」「自然災害が多いため国民の協調性が高い」といった理由から、もとから世界の中でも犯罪率がかなり低いと言われていますが、「防犯システムの普及」がさらなる犯罪抑止を進めています。
■抑止効果の高い犯罪
1.窃盗
犯罪の種類で分けた時、防犯カメラで抑止されやすい犯罪は『窃盗』だと言われています。
暴行等の犯人は、個人的な恨みや怒りが犯行の動機となるため、感情的になり防犯カメラに気づきにくい状態になっています。
それに対し窃盗を行う犯人にとって、経済的苦境が大半の動機であるため、そこまで感情的になる必要がありません。
防犯カメラがあると、「防犯カメラに写ったらすぐに逮捕されてしまう」と冷静に考えられるので、そこで「やめておこう」となるわけです。
そのため、防犯カメラは特に『窃盗』の抑止に効果的です。
2.計画的な犯行
犯罪は「計画的な犯行」と「突発的な犯行」に分類できます。
防犯カメラは、どちらかというと「計画的な犯行」を防ぐ効果があると言われています。
下調べしている時に、その施設に防犯カメラが死角なく設置してあると、犯人は「必ず証拠映像に移るから犯行は無理そうだな」、「カメラの死角のある他の店を探そう」と考え、その施設での犯行を諦めやすくなります。
突発的な犯行は「たまたま目に入った施設で犯行を行う」などと防犯カメラの有無・位置取りを確認せず行われるので、「計画的な犯行」の方が抑止されるのです。
今回は、防犯カメラの犯罪抑止力と、抑止効果の高い犯罪についての説明をしました。
エレックスシステムでは、神奈川県東地区(概ね相模川より東エリア)と東京
都全域の店舗・ご家庭・ビル管理者・法人様に対し、「防犯カメラ及び監視カメラシステムの販売・設計・施工・修理・保守」「防犯カメラ専用ケーブル製造・販売」「ネットワークカメラ技術支援業務」を行っています。
防犯カメラ等のお悩みがございましたら、お気軽にご連絡下さい。