防犯カメラの赤外線機能と虫対策!メリットと注意点を解説します!

2023/11/13

夜の静寂が広がると、家庭や事業所にとって防犯対策が一層重要です。
特に、夜間のセキュリティを重視する方々にとって、高品質な映像を提供する防犯カメラは必須のアイテムです。
その中でも、赤外線機能付きの防犯カメラが注目を集めているのですが、その特性やメリットはどうなのでしょうか。
今回は、赤外線機能付きの防犯カメラについて解説するので、購入や設置を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

□防犯カメラの赤外線機能とそのメリット

まずは、赤外線機能とは何なのかについて解説します。

赤外線機能は、暗視機能とも呼ばれ、暗闇での撮影を可能にします。
この機能には「微光監視型」と「赤外線暗視型」の2通りがありますが、現在主流となっているのは赤外線暗視型です。
このタイプは、赤外線を照射して撮影するため、完全な暗闇でも撮影が可能です。

ここからは赤外線機能付きの防犯カメラのメリットについて探っていきましょう。

* 暗闇での撮影が可能

赤外線機能付きの防犯カメラは、暗闇でも撮影が可能です。
これは、赤外線で撮影対象を照射し、反応したものを映像化する仕組みによるものです。
この機能があれば、夜間でもしっかりと映像を残せるため、防犯対策を一層強化できます。

*電力効率が良い

赤外線機能付きのカメラは、少ない電力で広範囲を照射できます。
これは、特に長時間の監視が必要な場合に有用です。
電力効率が良いため、電気代も抑えられ、経済的な防犯対策となります。

□ 防犯カメラの赤外線機能を使う際の注意点と虫対策

赤外線機能付きの防犯カメラには多くのメリットがありますが、その一方で注意点も存在します。
ここからはその詳細と対策について解説します。

1.映像の白飛び
赤外線暗視カメラを使用する際には、被写体が近くにあると映像が白飛びすることがあります。
特に、壁面に設置した場合、映像の3分の1以上に壁が映っていると白飛びが起こる可能性があります。

2.レンズの汚れ
レンズに汚れやほこりが付いていると、映像に影響が出ます。
小さいものでも反射して白く映像に映るため、定期的なレンズのクリーニングが必要です。

3.赤外線LEDの寿命
赤外線LEDの寿命は、おおよそ5000時間から20000時間とされています。
1日10時間の暗視撮影をした場合、約1年半から5年程度になるため、長期的な運用を考慮する必要があります。

4.虫対策
赤外線には虫が集まる習性があります。
特に、夜間の映像に白く浮遊する物体の多くは、虫です。
放置しておくと蜘蛛の巣を張られてしまい、画質に影響が出るため、虫よけスプレーの使用やレンズのクリーニングが必要です。

□まとめ

赤外線機能付きの防犯カメラは、暗闇での撮影が可能であり、電力効率も良いといったメリットがあります。
しかし、映像の白飛びやレンズの汚れ、赤外線LEDの寿命、虫対策が必要など、多くの注意点も存在します。
これらのメリットとデメリットをしっかりと理解し、最適な防犯対策を施しましょう。

赤外線機能付きの防犯カメラは多くの面で優れていますが、その使用には慎重な計画と継続的なメンテナンスが必要です。
購入や設置を検討する際は、これらの点をしっかりと考慮して、最適な選択をしてください。