2023/10/24
事件や事故が生じた際には、その際の状況を把握するために、防犯カメラの映像を確認することがあります。
しかし、データ保存期間を過ぎてしまうとその映像を確認できないといった事態になってしまうため、データ保存期間を大まかに知っておくことは大切です。
そこで今回は、防犯カメラのデータ保存期間の目安をご紹介します。
各施設の目安も合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
□防犯カメラのデータ保存期間の目安とは?各施設の目安も合わせてご紹介します!
*記録媒体ごとのデータ保存期間の目安
ハードディスク(1TB)であれば、約75時間分を保存できます。
これは、比較的低価格で長い時間分を保存できるため、コストパフォーマンスに優れています。
SDカード(128GB)であれば、約15時間分を保存できます。
これも比較的低価格で保存できますが、保存できる時間が短いといったデメリットがあります。
クラウド保存であれば、契約日数分保存できるため、必要な保存日数に合わせて選べます。
クラウド上にデータを保存するため、データ破損の恐れがなく、保存期間を自由に選べることが大きなメリットです。
*施設ごとのデータ保存期間の目安
自宅であれば3日〜1週間程度、マンション・店舗・金融機関であれば1週間〜1ヶ月程度、工場であれば1年以上です。
これらはあくまで目安であるため、これらを参考にして自由に設定してみてください。
□防犯カメラのデータ保存期間を延ばすためには?
データ保存期間を延ばす方法の一つに「画質やfps」を下げることが挙げられます。
これらを下げることによって、映像データの容量を抑えられるため、その分保存期間が延びます。
これらの設定は自由に変更できるため、費用や手間をかけずに保存期間を延ばせます。
しかし、画質やfpsを下げすぎてしまうと、映像が見づらくなるため、その点に注意して確認しながら設定を変更しましょう。
また、「稼働時間を減らす」ことでも保存期間を延ばすことが可能です。
設置目的によっては1日中稼働する必要もないため、防犯カメラを設置する利用目的を考慮して、稼働時間を決めてみてください。
防犯カメラに人が映ったときだけ録画する機能が搭載されているものもあるので、稼働時間を少しでも減らしたい方は、そのような機能を持ったものを選んでみてはいかがでしょうか。
□まとめ
今回は、防犯カメラのデータ保存期間の目安を紹介しました。
データ保存期間の目安は記録媒体や施設ごとによって異なります。
この記事を参考に、ご自身の利用目的や設置場所にあったものを選んでみてください。