自転車が盗まれたらどうするべきかについてご紹介します!

2023/10/11

大切にしていた自転車が盗まれてしまっては大変ショックですよね。
どうにかして見つけたいと思っていても、どうすれば良いかわからず、正しい行動が取れる人はそう多くはないでしょう。
実際に、急に自転車を盗まれてしまうと、冷静な判断をすることは大変難しくなります。

そこで今回は、もし自転車が盗まれてしまった場合に、どのような行動を取れば見つかる可能性が高まるのか、そして防犯カメラでの犯人特定方法についてご紹介します。
自転車を見つけられる可能性を少しでも高められるよう参考にしてみてください。

□自転車が盗まれたらどうする?確認すべきポイントをご紹介します!

窃盗の可能性が考えられる場合、警察へ通報するか、もしくは警察署へ相談しに行きましょう。
そこで盗難被害に遭ったとみなされた場合、盗難自転車として手配され、迅速に全国各地の警察署に情報が共有されます。

盗難被害を証明するために必要なものは2点です。

1.盗難被害に遭った状況(日時・場所)の記録
2.防犯登録番号

警察署で盗難届を作成する際には、盗難被害に遭った日時・場所・状況の3点を記入する必要があるので、盗難被害に気付いた時点で、被害状況を記録するようにしましょう。

また、盗まれた自転車を特定するためには車体の特徴に加えて防犯登録番号が必要です。
自転車には、計12桁の防犯登録番号が付与されています。
ご自身で自転車購入時(防犯登録時)に付与された自転車防犯甲カードを見るか、購入店舗に問い合わせることで、番号を確認できます。

以上の2点をもとに、盗難届を提出し、盗難届出証明書が発行されれば、被害届が受理されたことになります。
そして、発見された場合は、警察から連絡が届き、受け取りに行く流れとなります。

また、盗難届を提出する利点は1つではありません。
盗難自転車の早期発見だけでなく、盗難保険を利用することで盗難によって被る損害が補償されます。

□防犯カメラから犯人を特定できることも!

盗難届を提出し、受理された場合は警察に防犯カメラの映像を確認してもらえます。
窃盗の瞬間を捉えていた場合は、犯人の特定が可能になるでしょう。

ここで、1点注意が必要です。
防犯カメラの映像には保存期間があり、一定期間が経つと自動消去されるケースがあります。
例えば、警視庁によって設置された街頭防犯カメラのデータは30日間、サーバーに保存された末に、新しいデータに自動的に上書きされて消去されます。

やはり、盗難被害の可能性がある場合は、できる限り早く警察に被害届を提出するべきだといえます。

□まとめ

今回は自転車が盗まれた際に確認すべきポイントと防犯カメラで犯人を特定する方法についてご紹介しました。
急に自転車が盗まれてしまった場合は、冷静に判断をすることが難しくなるでしょう。

しかし、状況を整理し、盗難届を出し、警察に協力してもらうことで、盗まれた自転車が戻ってくる可能性は格段に上がります。
窃盗被害に遭われないことを切に願いますが、万が一自転車の盗難に遭ってしまった場合は、参考にしてみてください。