2023/09/05
空き巣の被害に遭わないために防犯対策をしている方も多いでしょう。
空き巣は通常玄関や窓から侵入することが多いのですが、ベランダがある場合には、ベランダが侵入経路になってしまうこともあります。
防犯対策としては防犯カメラの設置が有効ですが、お住まいの家が賃貸物件の場合、大家さんや管理会社に許可を取らなければならないこともあります。
そこで今回は、賃貸物件のベランダに防犯カメラを設置する際の注意点についてご紹介します。
□ベランダに防犯カメラを設置するメリットとは?
*いたずらの抑止力となる
防犯カメラはベランダから不審者の侵入を防ぐだけでなく、いたずらの抑止効果も期待できます。
地域によっては、ベランダの窓を割られたり、物が投げ入れられたりする場合もあるでしょう。
そうした被害に遭った際に、防犯カメラがあれば犯人を特定でき、また防犯カメラがあることによって、いたずらをしないでおこうと考えることもあります。
*犯罪の証拠になる
防犯カメラの一番のメリットは、犯罪の証拠を残しておけることでしょう。
防犯カメラを設置することで、空き巣やいたずらの抑止効果が期待でき、もし被害に遭ったとしても犯人の特定がしやすくなるといったメリットがあります。
□賃貸物件のベランダに防犯カメラを設置する際の注意点
ここまでは防犯カメラのメリットを紹介しましたが、特に賃貸物件のベランダでは防犯カメラを設置する際には注意しなければならないことがあります。
それは事前に許可を得ておくことです。
ベランダの目立つ位置にカメラを設置した場合、外観上あまり良い印象を与えず、入居検討者から犯罪が起きやすい建物だと誤解される可能性もあります。
物件の価値を下げてしまう可能性や防犯カメラが原因でトラブルが生じる可能性もあるため、事前に大家さんや管理会社に相談しましょう。
理由によっては、別の対策をとってくれることもあります
また、防犯カメラの設置によってアパートやマンションの内部だけのトラブルだけではなく、外部とのトラブルが生じる可能性もあります。
防犯カメラをベランダの外に向けていた場合、通行人や隣の家がカメラに映ってしまうこともあります。
人の顔や生活の様子を撮ることはプライバシーの侵害に該当することもあるため、注意が必要です。
□まとめ
今回は、賃貸物件のベランダに防犯カメラを設置する際の注意点について紹介しました。
防犯カメラの設置によって、犯罪の抑止効果が期待でき、被害に遭ったとしても犯人特定がしやすいといったメリットがあります。
しかしながら、防犯カメラの設置によってトラブルが生じることもあるため、周囲への事前確認や適切な設置方法を考慮しましょう。