2023/08/30
近年、インターネットやSNS等でさまざまなトラブルが生じています。
子供にこのようなトラブルが多いことは事実ですが、大人も多く巻き込まれており、正しい知識を持って使えないと、トラブルの被害者や場合によっては、加害者になってしまいます。
そこで今回は、SNS等での代表的な犯罪とその種類についてご紹介します!
□SNS等での代表的な犯罪
SNSにおける代表的な犯罪が名誉毀損・侮辱です。
インターネット上の誹謗中傷が原因で、自分自身で命を絶ってしまうという悲しい事件を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
インターネット上やSNSでは相手の顔が直接見えないこともあって、このような誹謗中傷が生じやすいのですが、これは許されていることではなく、名誉毀損・侮辱等の罪に問われる可能性があります。
この罪に問われると、懲役・禁錮、または罰金の恐れがあり、さらに刑事罰に加えて民事上の損害賠償責任を問われる可能性もあります。
名誉毀損・侮辱は同じ意味として認識している方も多いでしょうが、実はこれらには違いがあり、名誉毀損とは、具体的事実を挙げて誹謗中傷を行うことであり、侮辱とは具体的事実を挙げずに誹謗中傷を行うことです。
名誉毀損・侮辱に関わらず、刑事事件となれば、どのような事件であったとしても、長時間の取り調べを受けなければなりません。
軽い気持ちで行った誹謗中傷であっても、相手にとっては深く傷つき、またそれが刑事事件につながる可能性も大いにあり得るため、インターネットやSNSの使い方には注意が必要です。
□インターネット・SNS犯罪の種類
ここまではSNS等での代表的な犯罪である名誉毀損・侮辱について紹介しましたが、インターネットやSNS犯罪には他にも、さまざまな種類があります。
「ネットストーカー」「個人情報の流出」はその例の一部です。
ネットストーカーとは、SNSを通じて付きまとう行為のことです。
ネットストーカーの被害はインターネットやSNS上だけでなく、現実世界でも起きることがあり、実際にネットストーカーによる傷害事件が起きたこともあります。
また、インターネット上では氏名や住所、生年月日などの個人情報の流出が起きる場合や、それに伴う嫌がらせが現実世界でも起こる可能性もあります。
インターネットやSNSで生じたトラブルが現実世界にまで影響を与えないためには、犯罪を未然に防ぐための防犯グッズが効果的です。
特に、防犯カメラは犯人の特定だけでなく犯罪の抑止力としても効果的であるため、被害に遭わないためにも導入を検討してみても良いかもしれません。
□まとめ
今回は、SNS等での代表的な犯罪とその種類について紹介しました。
インターネットやSNSではネットストーカーや個人情報の流出など、さまざまなトラブルが生じる可能性もあります。
これらのトラブル被害を現実世界に発展させないために、防犯グッズの検討をしてみてはいかがでしょうか。