2023/08/23
コインパーキングでは、車上荒らしや精算機荒らしをはじめとしたトラブルが多発しているため、防犯カメラの需要が高まっています。
こうした被害に対応するためには、コインパーキングのどこに防犯カメラを設置するのが最適なのでしょうか。
そこで今回は、防犯カメラで対策ができるコインパーキングのトラブルと、どこに防犯カメラを設置すれば良いのかについてご紹介します。
コインパーキングのオーナー様で、防犯対策にお困りの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
□コインパーキングで起こりやすいトラブル
1.車上荒らし
人目につきにくい場所や、奥まった場所にあるコインパーキングでは、車上荒らしに注意が必要です。
車上荒らしが発生したとSNSで拡散されてしまうと、駐車場の使用率も下がってしまい、コインパーキングのオーナー様にとって痛手になってしまいます。
2.精算機荒らし
コインパーキングは無人であり、かつ精算機が置いてある状態のため、精算機荒らしの被害にも遭いやすいです。
精算機荒らしが発生すると、金銭を盗まれる経済的な面での被害だけでなく、駐車場が使えなくなる二次的な被害にも巻き込まれてしまいます。
3.無断駐車
無断駐車も気を付けなければいけないトラブルの1つです。
無断駐車については、物的証拠がなければ被害の立証ができません。
そのため、防犯カメラを設置しておき、24時間しっかりと監視しておくことが大切です。
4.料金の踏み倒し・当て逃げ・不正出庫
コインパーキングにおいて、精算機荒らしよりも格段に被害数の多いものが、料金の踏み倒しや不正出庫です。
不正出庫を一度でもしたことがある犯人は、その行為に味を占めるため、同じ駐車場で何度も再犯する可能性もあります。
また、駐車場内における当て逃げのトラブルは、起こした本人が無自覚なケースが多いです。
そのため、ナンバープレートを記録できていないと、目撃者がいた場合であっても、犯人の特定が難しくなってしまいます。
□防犯カメラはコインパーキングのどこに設置すれば良い?
*精算機付近
コインパーキングにおける防犯カメラの設置位置として、おすすめなのが「精算機付近」に設置することです。
現在の防犯カメラでは、200万画素の高画質なものが主流になっており、今までよりナンバープレートの撮影精度も格段に向上しています。
そのため、精算機付近に防犯カメラを設置すれば、精算機荒らしの被害を未然に防止・抑制でき、ナンバープレートも鮮明に記録できるでしょう。
*駐車場の角
不正出庫の被害に対しては、車が駐車している状態での証拠映像が必要なので、駐車場全体を広く監視できるように、防犯カメラを設置する必要があります。
防犯カメラの画角は基本、90度〜100度のものが多いので、最小限の数で済むように、駐車場の角に取り付けるのがおすすめです。
□まとめ
「コインパーキングのどこに防犯カメラを設置すれば良い」との疑問にお答えすると、精算機付近と駐車場の角がおすすめの位置です。
これらの位置に防犯カメラを設置することで、精算機荒らしや不正出庫などのトラブルに対して、効果的な対策を講じられるのでぜひ試してみてください。