ネットストーカーの被害に遭わないためには?その対策について紹介します!

2023/08/21

近年、現実でのストーカーだけでなく、ネット上でのストーカー行為も問題になっています。
このような「ネットストーカー」と呼ばれる行為に巻き込まれないためには、どのような対策を取れば良いのでしょうか。

そこで今回は、ネットストーカー被害に遭わないための対策についてご紹介します。
日々の生活を安心して過ごすためにも、ネットストーカーに対して適切な対策を実施しておきましょう。

□ネットストーカーに当てはまる行為

1.誹謗中傷を書き込まれる

インターネット上でのちょっとした揉め事やつぶやきをもとに、相手に想像以上に妬みや憎悪を持たれてしまい、誹謗中傷を書かれてしまうことがあります。
これがエスカレートしていくと、より大人数での攻撃を受けることになり、被害も大きくなってしまいます。

2.被害者の個人情報を無断で掲載する

あらゆる手段で入手した被害者の個人情報を、無断で匿名掲示板やSNSに拡散されるケースも見受けられます。
この投稿をきっかけに、被害者への誹謗中傷が加速する恐れもあるので、よりひどい被害に繋がってしまうかもしれません。

3.個人情報を特定される

公開されているプロフィールや位置情報をもとに、ネットストーカーに個人情報を特定されてしまうケースもあります。
動画や画像に入り込んだ背景や建物が、個人情報を特定される要因になってしまうこともあるため、こうした情報を不特定多数に発信することはできれば控えましょう。

4.居場所を突き止められる

ネットから得た情報をもとに、現実でストーカー行為を働くケースもあります。
現実でのストーカーにまで発展すると、いよいよ何があるか分からないため、気付いた段階で早めに警察に相談しましょう。

□ネットストーカー被害に遭わないための対策

*むやみに個人情報を公開しない

SNSの公開プロフィール以外にも、写真に入り込んだ背景や建物が、個人情報を特定するヒントになる可能性があります。
個人情報が特定されると、その情報をSNSで拡散されたり、現実でのストーカー被害に発展してしまったりする可能性もあります。
そのため、むやみに個人に関する情報を掲載するのは控えましょう。

*SNSの公開制限を設定する

SNSでは公開制限を設定しないと、世界中の不特定多数の人に自分の個人情報が公開されてしまいます。
そのため、できれば公開制限を設定するようにして、何らかの理由で設定するのが難しい場合には、可能な限りで個人情報を含まない投稿を心がけましょう。

*ご自宅に防犯カメラを設置する

現実のストーカーにまで発展した場合は、取り返しのつかない事態にも繋がりかねないため、近づかせないための対策が必要です。
そのためにも、ご自宅には防犯カメラを設置しておきましょう。

防犯カメラがあれば、万が一の時の証拠映像を残せるだけでなく、ストーカーが不審な行為を起こすことに対して、抑止効果も期待できます。
最悪の事態に巻き込まれないためにも、ご自宅にはしっかりとした防犯対策を講じておきましょう。

□まとめ

ネットストーカーに巻き込まれないためには、個人情報をみだりにネット上にアップすることは避け、SNSについては公開制限をかけることが大切です。
また、ネット上でのストーカーが現実にまで発展してしまった場合には、直接身の危険に繋がってしまう可能性もあります。
その場合には防犯カメラを使って、ストーカーに対してしっかりと対策を打ちましょう。