防犯カメラでご近所トラブルは解決できる?その事例を紹介します!

2023/08/17

防犯カメラを設置することで、複数のご近所トラブルを一気に解決することも可能ですが、一方で使い方には気を付けないと、逆にトラブルを生んでしまう可能性もあります。
そこで今回は、防犯カメラで解決できるご近所トラブルの事例と、防犯カメラが原因でトラブルを起こさないための対策法についてお伝えします。
適切な防犯カメラの使用方法を身につけて、トラブルの解決と未然防止を図りましょう。

□防犯カメラで解決できるご近所トラブルの事例

1.車にイタズラをされる

ご近所トラブルで非常に多いものの1つが、車に傷をつけられたり、タイヤをパンクされたりする、車へのイタズラです。
これらの被害を解決するためには、警察が十分な捜査を行えるように、きちんと証拠を記録しておく必要があります。
そのためにも、防犯カメラを設置して、証拠をしっかりと掴んでおくことが大切です。

2.近所の子供による器物破損

ボールを車や塀にぶつけられたり、落書きをされたりと、近所に住む子どもからのイタズラが問題になるケースもあります。
このような被害は、証拠さえ残しておけば弁償してもらえる可能性も高くなるので、防犯カメラを設置してしっかり録画しておきましょう。

3.ゴミを投げ入れられる

家の敷地内に空き缶や犬の糞を投げ入れられたり、処分するのが面倒なブラウン管テレビやDVDを置き捨てされたりするケースもあります。
何度も不法投棄が続くようであれば、同一犯の可能性も考えられるので、防犯カメラを見えるところに設置して、抑止することが大切です。

4.無断侵入

敷地内に無断で侵入されて、花壇の花を荒らされたり、洗濯物を取られたりするケースもあります。
さらに悪質なものでは、ストーカーによる敷地内への無断侵入もあるので、身の危険を感じる前に、防犯カメラで不審な行為を抑制するようにしましょう。

□防犯カメラが原因でトラブルを起こさないために

上記のようなトラブルを解決するためには、防犯カメラを設置することが非常に効果的です。
一方で、近隣に住む方々の中には、プライベートな瞬間を防犯カメラに映されることに対して、不快に感じる方もいらっしゃいます。
トラブルを解決するためのアイテムが、トラブルを生んでしまっては元も子もないですよね。

そこでここからは、防犯カメラが原因でトラブルを起こさないために、個人情報を守れる防犯カメラの機能を2つご紹介します。

*プライバシーマスク

プライバシーマスクとは、映像を録画する際に特定の部分だけを黒塗りにして、撮影されないようにする機能のことです。
黒塗りされた部分は映像として記録されないので、録画データを確認する際も、当該箇所は塗りつぶされて全く見えません。
また、隠す部分のサイズや個数は自由に変えられるので、プライバシーを最大限に配慮できるのが魅力です。

*モザイクカメラ

モザイクカメラとは、動いている人の身体や顔にモザイクをかけられる機能のことです。
さらには、AI機能と連動させることで、特定の動きをする人のみモザイクを外すことが可能です。
そのため、この機能を利用すれば、近隣住民のプライバシーを守りながら、不審な行動を監視できます。

□まとめ

車へのいたずらやゴミの不法投棄をはじめ、さまざまな近隣トラブルを解決するために、防犯カメラは非常に効果的です。
ただし、使い方を間違えると、今度は防犯カメラ自体がトラブルの原因になってしまうので、プライバシーには最大限配慮したうえで、防犯カメラを使用するようにしましょう。