防犯カメラで夜の映像が映らない⁉原因と解決策についてお伝えします!

2023/06/05

防犯カメラを導入した際、昼間は問題なく撮影できているのに、夜間になると急に撮影ができなくなることがあります。 夜間撮影ができないケースには、いくつかの原因が考えられるので、原因に応じて適切な対応を施すことが大切です。 今回は、防犯カメラで夜間撮影ができない原因と、夜間映像が映らない場合の解決策についてお伝えします。 現在使用している防犯カメラで夜間撮影にお困りの方は、この記事を参考にして解決を図りましょう。 □防犯カメラで夜間撮影ができない原因 防犯カメラで夜間の映像が映らない場合には、次の2つの原因が真っ先に考えられます。 1.防犯カメラの夜間撮影距離が狭い 夜間の映像が撮影できない原因の1つとして、画角に納めたい箇所が撮影可能距離よりも離れている可能性が考えられます。 夜間撮影距離は防犯カメラの仕様によって異なるので、できれば導入前に確認しておくことが望ましいです。 そのため、まずは現在使用している防犯カメラのスペックについて確認して、夜間撮影距離がどれくらいなのか把握しておきましょう。 2.設置位置・角度・高さが悪い 夜間撮影距離に問題がなければ、防犯カメラの「設置場所」が、映像が映らない原因かもしれません。 例えば、撮影範囲を広げるために設置場所を高くしすぎてしまうと、ライトや紫外線が届かず、映像が見えなくなってしまうことがあります。 そのため、防犯カメラの種類やスペックにあわせて、最適な設置位置・角度・高さになっているか今一度確認しておきましょう。 □夜の映像が映らない場合の解決策 *夜間映像の画質が悪い場合の対策 夜間の撮影自体はできていても、画質が悪かったり、映像がかくかくしていたりする場合には「フレームレート」を確認してみましょう。 フレームレートが「30fps」以上であれば問題なく撮影できるはずですが、それ以下になると映像が止まったり、数10秒間映像が飛んでしまったりすることがあります。 フレームレートの低さが問題になっている場合は、ビットレートを下げたり、ネット処理速度を上げたりして解決を図りましょう。 *夜間映像だと撮影範囲が狭くなってしまう場合の対策 夜間になると映像の縁が暗くなって、撮影範囲が狭まってしまうケースがあります。 この現象は「赤外線暗視型防犯カメラ」の特徴で、赤外線は狭い範囲を直進に飛ぶため、中心以外の映像が映らなくなってしまうことがあります。 こちらの問題を解決するためには、撮影範囲をできるだけ明るくしましょう。 もしくは、赤外線を使用しなくても、かすかな光源をたよりに夜間撮影ができる「微光監視型防犯カメラ」に買い替えるのも1つの手段です。 *夜間映像が真っ暗で映らない場合の対策 夜間の映像が真っ暗で全く映らない場合には、防犯カメラのナイトモードに不具合が生じていたり、LEDライトの電池が切れていたりする可能性が考えられます。 そのため、防犯カメラの設定や状態に問題がないか、まずは確認してみましょう。 また、微光監視型の防犯カメラを使用している場合には、周囲が完全に真っ暗だと夜間の映像を撮影できません。 周囲の環境に問題がないかについても、改めて確認しておきましょう。 □まとめ 防犯カメラで夜間の映像が映らない場合には、防犯カメラの撮影距離に問題があったり、設置している場所や角度・高さが適切でなかったりすることが考えられます。 もしもの時に映像を確認できないような事態に陥らないためにも、しっかりと夜間撮影ができる状態に整えておきましょう。