防犯カメラの映像はどれくらい記録される?録画映像の記録期間について解説!
2023/05/26
一般的に、防犯カメラには映像の記録期間があります。
そのため、使用しているカメラの記録期間を把握しておかないと、もしもの時に証拠映像を確認できないかもしれません。
今回は、防犯カメラの記録期間と、記録期間を長くする方法についてお伝えします。
万が一の場合に備えて、きちんと映像を残せる状態にしておきましょう。
□防犯カメラの記録期間について
防犯カメラ映像の記録期間は、設置場所によって異なります。
そこでここでは、録画映像の記録期間の目安について、防犯カメラの設置場所ごとにご紹介します。
住居用防犯カメラの記録期間は、おおよそ1週間~10日程度です。
ただし、住居用の防犯カメラは性能にかなりのばらつきがあるため、一概にこの期間内であれば記録されているとはいえません。
そのため、新たに防犯カメラを導入する際は、そのカメラの記録期間についてきちんと確認しておきましょう。
街頭防犯カメラの記録期間は、2週間~1カ月程度が目安です。
記録期間は各自治体によって様々ですが、トラブルの発覚までに時間がかかる場合を考慮して、1カ月ほど長めに記録期間が設定されていることもあります。
コンビニの防犯カメラでは、1週間~1カ月ほどが記録期間の目安です。
基本的には、記録期間が1週間ほどの店舗が多いですが、もしもの場合に備えて1カ月程度記録期間が設けられている場合もあります。
□記録期間を延ばす方法
万が一の場合に備えるためには、できるだけ記録期間を長くのばしたいところ。
そこでここからは、防犯カメラの映像をできるだけ長く保存しておくための3つの方法についてお伝えします。
*稼働時間を限定する
防犯カメラの稼働時間を限定することで、映像の記録期間を延長できます。
例えば、空き巣対策を目的に防犯カメラを設置しているのであれば、家に人がいる間は防犯カメラの稼働を控えましょう。
決まった時間帯だけ稼働するように設定することで、機種を変えることなく記録期間を延ばせます。
*HDDを増設する
記録媒体にレコーダーを使用している場合は、「HDDの増設」も記録期間を延ばす方法の1つです。
HDDを増設することで、保存できるデータ容量が増えるため、録画した映像データをより長く記録しておけます。
また、防犯カメラの設定を変えずにHDDを増設できるので、画質を落とさずに記録期間の延長が可能です。
*画質とフレームレートを下げる
記録期間の長さは、映像データの容量にも大きく左右されます。
画質とフレームレートを下げることで、データの容量を小さくでき、記録期間を延長できます。
画質とフレームレートは自分で設定できるので、データ容量を小さくして記録期間を延ばしましょう。
□まとめ
防犯カメラの記録期間は設置する場所によって様々ですが、記録期間が十分でないと、必要な映像を必要な時に確認できなくなってしまいます。
きちんと映像を確認できるように、今回お伝えした記録期間を延ばす方法を参考にしながら、もしもの時にしっかり備えておきましょう。