防犯効果を高めるためには監視カメラの設置場所をどこにすれば良い?
2023/04/19
監視カメラは、設置する場所によって期待できる効果に違いがあります。
そのため、使用目的に合わせて適切な場所に設置することが大切です。
そこでこの記事では、犯罪抑止効果を高める監視カメラの設置場所についてお伝えします。
設置場所にあわせた監視カメラの選び方についてもお伝えしますので、監視カメラの導入を検討中の方は是非参考にしてみてください。
□防犯効果を高める設置場所はどこ?
防犯効果を高める3つの設置場所について解説します。
1つ目は「玄関」です。
監視カメラといえば玄関にあるイメージが強いかと思いますが、玄関に監視カメラを設置することで犯罪者に狙われる危険性を回避できます。
犯罪者はドアを開けようとするときに、背後の気配に非常に気を使うため、できればドア側にレンズを向けて犯行を録画できるようにしておくことで、さらなる防犯効果を期待できるでしょう。
2つ目は「窓」です。
実のところ、犯罪者に家の中に侵入されたケースでは、窓からの侵入が非常に多いです。
そのため、窓のところに監視カメラを設置しておくことで、犯罪者が家の中への侵入をあきらめる可能性が高まります。
ご自宅の敷地内に容易に立ち入れるような造りである場合は、窓と玄関の両方に監視カメラを設置しておくことをおすすめします。
3つ目は「お庭や車庫」です。
重大な犯罪までには至らなくても、敷地内にごみを投げ入れられたり、車にいたずらされたりする嫌がらせは各地で頻繁に起こっています。
そうした嫌がらせが起こりやすい場所に監視カメラを設置しておくことで、嫌がらせを抑制できます。
盗難の防止にもつながるので、車庫やお庭に監視カメラを設置することも検討してみてください。
□設置場所に応じた監視カメラを選ぼう!
ここでは、設置場所に適した監視カメラの選び方について解説します。
屋外の「玄関」や「出入り口付近」に設置する場合は、監視カメラらしい見た目から犯罪抑止効果を期待できる「バレット型」や「ボックス型」の監視カメラがおすすめです。
また夜間の犯行に備えて、暗闇の中でも撮影できる「赤外線機能」付きのものや、強い光がある環境でも白飛びや黒潰れを防止できる「逆光補正機能」が付いたものが適しています。
「お庭」や「駐車場」には、威圧感のある「バレット型」や「ボックス型」の形状がおすすめですが、このような雨風の影響を受けやすい場所ではそれに適した機能が必要です。
そのため、防水・防塵機能が付いていて、夜間も撮影できるものを選びましょう。
「屋内」の設置を考えている場合は、監視カメラがあることを意識させないような、コンパクトなドーム型のものをおすすめします。
人の特徴や、服の色や柄までおさえられる高画質なものを設置しておくと安心です。
暗い場所を撮影するのであれば、ナイトビジョン機能を備えたものが便利ですよ。
□まとめ
監視カメラは、設置場所によって防犯効果が変化します。
そのため、どのような事態に備えたいのかを明確にして、設置場所を選びましょう。
また、設置する場所によって、適切なカメラのタイプも変わってきます。
この記事でお伝えした情報をもとに、設置場所と使用用途に最適な監視カメラを選んでください。