防犯カメラの赤外線とは?赤外線機能のメリットについて解説します!
2023/04/07
今回は、夜間の防犯対策に最適な、赤外線機能付きの防犯カメラについて解説します。
防犯カメラの赤外線機能とはそもそもどのようなものなのか、またどのようなメリットがあるのかについてお伝えしますので、防犯カメラの導入を検討中の方は是非参考にしてみてください。
□防犯カメラの赤外線機能って何?
防犯カメラの赤外線機能とは、赤外線を照らしこと当てることで、暗闇の中での撮影をできるようにする機能です。
そもそも防犯カメラの暗視機能には、「赤外線暗視型」と「微光監視型」の2種類があります。
「微光監視型」の防犯カメラは、街頭や月明かりのようなほんの少しの光をもとに、暗い場所での撮影を可能にするタイプのものです。
そのため、完全に真っ暗にはならない場所であれば、微光監視型のカメラで対応できます。
しかし、全く光のない暗闇の中だと微光監視型のカメラでは撮影ができないため、その場合におすすめなのが「赤外線暗視型」の防犯カメラです。
赤外線を照射することによって、全く光のない環境での撮影が可能になるため、防犯カメラの暗視対策としてはこちらのタイプが主流になっています。
ただし、赤外線によって撮影した映像は、すべて白黒になってしまうという特徴があります。
昼夜問わず、すべての映像が白黒での撮影となるため、情報として「色」が必要になる場所での撮影には不向きな点に注意してください。
□赤外線カメラを設置するメリットとは?
赤外線機能付きの防犯カメラには、どのようなメリットがあるでしょうか。
*全く光のない暗闇の中も撮影できる
先程お伝えしたように、赤外線機能付きの防犯カメラでは、赤外線を照射することによって真っ暗闇の中での撮影ができます。
そのため、街頭や月明かりのない場所や、灯りの少ない駐車場や住宅街で活躍できるのがメリットです。
*侵入者に気づかれにくい
一般的な防犯カメラは、暗闇の中での撮影にはライトを照射しなければならないので、侵入者に気づかれてしまう可能性が高いです。
そのため、カメラの存在に気付いた侵入者はカメラを避けて移動したり、顔を隠したりするので、犯人を割り出すための情報が少なくなってしまう恐れがあります。
一方で、赤外線は人の目では見えません。
赤外線を照射するためのLEDライトがわずかに光りますが、一般的なライトに比べればかなり気づかれにくいので、侵入者がカメラに気づかず証拠映像を残す可能性が高くなります。
侵入者に気づかれにくいことによって、セキュリティの向上と、問題の早期発見・早期解決に繋がります。
*近隣に迷惑がかかならない
先程紹介したように、赤外線は人の目には映らないため、明かりが周りに迷惑をかける心配がありません。
住宅街のような人通りの多い場所では、防犯カメラの光がトラブルやクレームを生む恐れがあります。
そうした心配がいらず、防犯対策に専念できるのも赤外線機能のメリットです。
□まとめ
今回は、防犯カメラの赤外線機能についてお伝えしました。
真っ暗闇の中であっても撮影できるのが特徴の赤外線機能は、人目に気付かれにくい夜間の防犯対策に最適です。
赤外線機能の特徴をしっかり把握したうえで、安全対策のために防犯カメラの導入を検討してみてください。