鍵を差し込もうとしてもなかなか入らず、鍵穴をよく見てみると何かが詰まっている、このような被害の報告は後を絶ちません。
今回はこのような嫌がらせをされたときに、どのように対処すればよいのか、また防止策についてご紹介します。
□鍵穴に嫌がらせをされた際の対処法とは?
悪質な嫌がらせを受けると腹が立ってしまいますが、ここは冷静に対処しましょう。
最初に、具体的な対処法について3つご紹介します。
1つ目の対処法は、警察への通報です。
仮に、嫌がらせを受ける原因が近隣トラブルによるものの場合、一時的に対処をしてもまた同じことが繰り返される場合があります。
事態を悪化させる前に、警察に器物破損の被害届を提出しましょう。
2つ目の対処法は、鍵穴を確認することです。
鍵穴に詰められているものが、木の枝等の場合には引き抜けないかどうか試してみましょう。
残った木くずは掃除機を使って吸い取ります。
接着剤が詰められている場合には、ドライヤーで一度温めてみましょう。
完全に固まり切っていない場合には、この方法を用いて取り除くことができます。
ここでの注意点は、自分で対処することで余計に鍵穴を傷つける恐れがあることです。
プロの力を借りるのが無難だと言えます。
3つ目の対処法は、鍵屋さんへの相談です。
無理に自力で解決しようとせずに鍵のプロに頼むのが最も効率的です。
接着剤を流し込まれ、完全に固まってしまった場合には、プロの力を借りても取り除くことが困難なため、交換になる可能性が高いです。
□悪質な嫌がらせ被害を受けないために、できる対策とは?
先程は、嫌がらせ被害を受けた際の対処法についてご紹介しましたが、未然に防ぐに越したことはありませんよね。
続いては、嫌がらせ被害を受けないためにできる対策についてご紹介します。
1つ目の対策は、電子錠への交換です。
鍵穴の無い電子錠に交換することで、物を詰められてしまう心配はありません。
ランダムテンキータイプの電子錠を選ぶことで、番号をでたらめに押される等のいたずらも防止できます。
2つ目の対策は、鍵穴カバーの設置です。
こちらは、物理的な防止策です。
最近では、玄関のカギ穴だけでなく、車に用いるカバーも販売されています。
3つ目の対策は、防犯カメラの設置です。
気軽にいたずらができてしまうのは、住宅の周辺環境が影響している可能性があります。
もしも周囲に人通りが無かったり、死角となる障害物が多い場合には、単純ないたずらだけでなくさらに深刻な犯罪の被害を受ける危険性があります。
その様な事態を防止するのに有効なのが防犯カメラです。
周囲から見える場所にあえて設置することで、犯罪防止への意識の高さをアピールすることができ、また実際に周囲の状況を記録できるため、実用性に優れた対処法です。
住宅の防犯性を根本から高めるためにも設置を検討してみてはいかがでしょうか。
□まとめ
今回は、鍵穴に嫌がらせをされた際の対処法と防止策についてご紹介しました。
弊社では、防止策として効果的な防犯カメラの種類を多数取り揃えております。
設置工事や施工についても承っておりますので、設置を検討される際にはぜひお任せください。
また防犯カメラについてご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。