2019/02/13
日本は欧米諸国やアジア諸国に比べて街頭犯罪が少ないと言われています。
統計的にも先進国の中では安全な国です。
しかし個人宅やオフィスを狙った空き巣や不法侵入、か弱い女性を狙ったストーカー行為や高級バイクやブランド自転車を狙った盗難事件は各地で起きています。
また店舗では万引きやクレームによるトラブルが起きており、リスクマネジメント対策は喫緊の課題です。
□防犯カメラによる抑止
防犯カメラを設置する事で、様々なトラブルを事前に抑止する事が出来ます。
人の目が多い場所は元々犯罪が起きにくいです。
現実問題として悪事を働く人々は何よりも犯行現場を見られる事を嫌い、目撃されると警察の捜査力が優れている日本では高確率で捕まります。
防犯カメラもまた立派な人の目であり、それが多く設置された地域ではそもそも犯罪やトラブルが発生し難く、治安を改善させるメリットが備わっているのです。
小型でリーズナブルな価格の製品が増えてきており、設置工事に掛かる時間とコストもお手軽になりました。
□記録する媒体は?
防犯カメラの映像を記録する媒体ですが、市販されている物はSDカードが主流です。
デジタルカメラやタブレットなどでもよく使われています。
記録媒体としてお手軽であり、一般ユーザーにとっても身近な存在です。
家電量販店やホームセンター、そしてネット通販サイトで安く販売されています。
専用の記録媒体が必要な機械も多々ありますが、最近の製品は市販されているSDカードがそのまま使えるので、別途高いコストは不要です。
□選び方は?
選び方ですが、SDカードの容量にまず注目しなければなりません。
一見するとどれも同じに見える物ですが、製品ごとに保存できる容量には違いがあります。
容量と価格は比例しており、これはスマートフォンやタブレットと同じです。
安価な価格帯だと2GBから4GBとなり、平均的な価格帯で8GBから16GB、32GBとなります。
少し高価な値段になりますと、64GBから128GBといったパソコンやスマートフォン並かそれ以上の容量を誇るSDカードが購入可能です。
□用途によってギガ数を選ぼう
お財布と用途と相談して決定するのが賢い選び方です。
長時間にわたり高画質で鮮明な動画を保存したい方は大容量の物がオススメであり、反対に映像は短期間だけ保存しておければよいという方は32GB位が適しています。
一方であくまで防犯カメラは抑止力を狙い設置する、映像の保存にはあまりこだわらないという方は16GB以下でも問題はありません。
ただSDカードは大容量の物の方が容量に対する費用対効果が高くなりますので、やや余裕を持たせてワンランク上の物を最初に買った方が後で後悔しません。