2019/02/12
今回は家庭用の防犯カメラと、業務用の防犯カメラの違いについて説明します。
防犯カメラとしての、外見上の違いや基本機能の違いは殆ないのが実情です。
但し基本機能に違いがなくても、性能に関しては大きな違いがあるわけです。
最も違う点としては、耐久性と対応年数にあります。
業務用のカメラとなれば、見た目の上でもゴツい感じがあります。
それゆえ素人でも一目で業務用と判断できるわけです。
ビルやオフィスなどで導入されているタイプは、家庭用とは明らかに違うものがあります。
□格安カメラには問題が?
防犯カメラの性能面だけに限れば、家庭向け機種で充分と考えられがちです。
しかしながらネットで見かけるような、格安カメラは性能的に問題があるケースがあります。
中途半端な性能では、肝心な時に役に立たない恐れがあります。
特に格安カメラの中には耐久性や防水性が低いタイプがあり、思うよりも早く劣化する可能性があるわけです。
赤外線機能に関しても、ハレーションが発生して役に立たないことがあります。
そうなると鮮明な画像を残せなくなり、防犯対策を発揮できなくなるわけです。
□家庭用では役不足?
マンションや駐車場など広範囲を映す必要がある場合、遠距離でも鮮明な画像を映す必要があります。
事務所や店舗内で使う場合にも、画素数的に100万画素を下回る機種は役不足だと言えます。
格安のアナログタイプとなれば、50万画素前後がいいところです。
そうなると3メートル離れた対象物も、鮮明に映すことが難しくなります。
こうしたことから家庭用カメラの映像の殆どは、犯罪被害の証拠にはなりにくいわけです。