「明るすぎて画面が真っ白になってしまう」

カメラで撮影しているとき、このような経験をしたことがないでしょうか。

このような問題を解決してくれるもののひとつに、アイリスというものがあります。

今回は、防犯カメラの明るさを調節するためのアイリスについて、詳しくご紹介します。

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□アイリスとは

アイリスとは、カメラのレンズに入ってくる光の量を調整する「絞り」のことを言います。

このアイリスの大きさ(絞りの度合い)を数値で表したものをF値と呼びます。

絞りを絞るほど、透過する光の量が小さくなり、被写界深度(ピントが合う範囲)が深くなります。

撮影後の編集段階では修正できないため、非常に重要な機能と言えます。

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□手動アイリス

ご自身の手で絞りを設定し、光量を調整するものを手動アイリスと呼びます。

F値を小さくすると、被写体が明るくなってピントの合う範囲が狭まり、背景がボケた映像になります。

F値を大きくすると、被写体が暗くなり、全体にピントが合った映像になります。

レンズに装着されているリングを回すことによって、アイリスの開口量を調整することができます。

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□自動アイリス

被写体の明るさに応じて自動で絞りを調整し、最適な光量を得る機能のことを自動アイリスと言います。

あくまで機械任せとなるので、明るさが不安定な場所には対応しづらいのが難点ではありますが、初心者の方も非常に楽に扱うことができるので、現在は多くのカメラに自動アイリスがついています。

特に防犯カメラのような固定カメラには、撮影者が調節する必要のない、自動アイリスが向いています。

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□類似の機能をもつ

前述した通り、アイリスとは明るさやピントを調整するものです。

明るさを調整するものには、他にゲインとシャッタースピードがあります。

ゲインとは、カメラのセンサーの感度のことをいい、これを調整することで画面の明るさを電子的に調整することができます。

もし、アイリスを調整しても明るさが不十分な場合は、シャッタースピードを遅くするか、ゲインを上げてみるとよいでしょう。

以上、カメラ用語である「アイリス」についてご紹介しました。

エレックスシステムは、防犯カメラについてあまりご存じないお客様にも安心して設置をご検討いただけるよう、誠心誠意尽くして参ります。

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