「防犯カメラを設置したら犯罪率が低下するって本当?」
こんな、防犯カメラ設置による効果が気になる方は多いのではないでしょうか。
防犯カメラが犯罪を抑止するかを示す実例を知る機会はあまりないため、防犯カメラがどのくらい効果があるのか、わかりにくいと思います。
防犯カメラの効果について知らなければ、納得して設置できないですよね。
そこで今回は、「防犯カメラと犯罪率」についてご紹介いたします。【犯罪抑止力はあるのか?】
2015年のデータによると、日本の刑法犯件数は最小を記録しました。
2002年から13年の間で刑法犯件数が6割減少しました。その減少した犯罪のうち9割は窃盗となっています。
この大幅な刑法犯件数の減少が起きた根拠に、警察は「防犯カメラの増加」を挙げました。
防犯カメラの犯罪抑止力は、実際の事例として認められているのです。
たしかに、日頃どこを歩いていても、どこかに防犯カメラを見つけられます。
それが犯罪に対する抑止力として、潜在的犯罪者の気持ちを思いとどまらせているということなのです。
【海外でも成果が出ている】
イギリスは、世界的に防犯カメラの整備が進んでいる国であると言われています。
1998年には、『犯罪及び秩序違反法』が制定され、それに伴い、犯罪抑止プログラムとして防犯カメラの普及政策が推進されました。
2005年7月にロンドンで起きた同時多発テロ事件のときは、事件の4日後に、防犯カメラの映像をもとに犯人の割り出しに成功しました。
防犯カメラには、犯罪の抑止だけでなく、犯人の割り出しにも役立っているのです。
【特に抑止効果のある犯罪】
防犯カメラによって抑止されやすい犯罪は、特に「計画的な犯行」であると言われています。
たとえば、不法投棄をしようとする人は、捨てるものを「どこに」「どの時間帯に」捨てるのかなど、計画をたてて、人の目を避けて犯行をおこなおうとしますよね。
計画的に犯行をする人は、犯行場所にカメラが設置されているところを選ばなくなったため、犯罪数が減少したと考えられています。
以上、防犯カメラの犯罪抑止力についてご紹介しました。
ビルやマンションを管理されている方は、防犯カメラの設置を、犯罪を未然に防ぐ一つの方法として取り入れてみるとよいかもしれません。
防犯カメラを設置することは、そのビルやマンションでの犯罪数の減少だけでなく、その地域の治安を良くすることにも繋がります。
防犯カメラを設置する際は、ぜひ一度エレックスシステムにお任せください。