みなさんは「アイリス」というものはご存知でしょうか。
防犯カメラをこれから買うために少し調べ、知識があるという方はその名前を見たことがあるかもしれません。
監視・防犯カメラ用語であるこの「アイリス」は、防犯カメラ選びの際に重要な要素の一つであります。
防犯カメラを購入するには、知識を深めてから品定めをしたいものですよね。
そこで今回は「アイリスとは何か」についてご紹介いたします。
□アイリスとは
アイリスとは、光の量を調整する絞りのことをいいます。原義はヒトの「虹彩」で、防犯カメラに限らず、ビデオカメラや一眼カメラにも利用されています。
これによって、最適な光の量を得られ、正確な露出の画像を得ることができます。
画質はこのアイリスが左右している部分もありますので、いかにカメラの機能においてアイリスが重要であるかがわかりますね。
□アイリスの種類
■手動アイリス
手動アイリスレンズでは、絞りを手動で調整して使います。
自動調整されず、設置したときのまま使いつづけられるため、屋外などの光の条件が変化する環境下で使うには向いていません。
そのため、一般的に防犯カメラには使われることは少ないようです。
■自動アイリス
アイリスの絞りの大きさを数値化したものをF値と呼びます。
F値は主にF1.0~3.0あたりが使われますが、屋外などで強い太陽光に当たる場所を移す場合は、光が入りすぎ、白飛びになってしまうことがあります。
そのようなときに、自動的に絞りを調整し、F3.0よりもさらに小さくする機能が「自動アイリス」なのです。
しかし、自動アイリスレンズ搭載カメラには、強い光の差すところで使用すると、アイリスの開口量が小さすぎた場合、回折(光が物陰に回りこむ現象)の影響から画像がぼやけてしまうことがあります。
これは自動アイリスのデメリットであるといえ、この問題は、「カメラやユーザーがアイリスの開口量を制御できない」というところにあります。
■Pアイリス
Pアイリスは自動で正確なアイリス制御が可能で、「コントラスト」「鮮明さ」「解像度」「被写体深度」において、その質を向上させます。
Pアイリス搭載のカメラでは、上述にある、アイリス開口部の制御に関する問題も解決されるため、屋外で使用するには最も向いていると言えます。
以上、「アイリス」についてご紹介いたしました。
アイリスの性能次第で、カメラが記録する画像の質を左右するということがおわかりいただけたのではないでしょうか。
防犯カメラの設置をお考えの方は、一度エレックスシステムにご相談ください。
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