「マンションは一戸建てに比べて比較的安全で犯罪は起きにくいから安心！」 と、安易に考えいる方はいませんか？

確かにマンションは一戸建てに比べて犯罪件数は少ない傾向にありますが、近年ではマンションでも空き巣被害が起きるなど、「マンションだから安心」と思っているところを狙われているのです。

特に1階や2階など低い階層にお住いの方は人が簡単に侵入しやすいため注意が必要ですし、また3階以上の方も大丈夫と思っていると、油断している隙に空き巣に入られてしまいます。

そこで今回はマンションのオーナーの方、マンションにお住いの方に、防犯カメラによる防犯対策に関してお話ししていこうと思います。

【マンションの防犯カメラ設置場所】

マンションはエレベーターや出入り口に防犯カメラが設置されていることが多いですよね。

人の出入りが多い場所に防犯カメラの設置は必須です！

また、これらの防犯カメラはあえて目立つように設置することでマンションの防犯意識の高さのアピールにもなり犯罪抑止力にもなります。

さらに、エントランスに設置する防犯カメラは人の顔が映るような角度で設置されていることもポイントです。

エントランスは住人だけでなく来客者も通るので、誰が入ってきたか判別できるようにしてあると効果的です。

他にも各階の通路に全ての部屋の玄関が映るように設置してあればピッキングなど空き巣に入ろうとする人が映りますし、駐車場や駐輪場も全体を映して、死角で犯罪が起きないようになっているのが良い設置場所です。

ただ注意すべきなのはプライバシーの問題で、管理人は住人の方に、防犯のために効果的な位置に防犯カメラを設置しているということを伝えましょう。

一方で住人の方は、防犯意識が高いのは良いことですが、自分のプライバシーが守られているかを確認することが大切です！

【個人的な防犯カメラの設置はできる？】

1階などに住んでいる方、各階に防犯カメラが、設置されていないマンションにお住いの方は、個人的に防犯カメラの設置したいと考えていらっしゃるかもしれません。

防犯カメラには同じマンションに住んでいる住人の姿が映ってしまうので、プライバシーの問題から基本的には個人的に設置することは不可能です。

しかし、そういった要望をオーナーの方に話して、犯意識の向上に努めることはできます。

マンションのオーナーの方は住人の方が安心できるような設備を整え、マンションに住む方は安全だと思える防犯意識の高いマンションを選ぶようにしましょう。

双方にとって防犯の面でメリットのあるマンションにしてください！