こんにちは。
アパートやマンションの防犯対策として防犯カメラが効果的だということは、警視庁の統計から見ても一目瞭然です。
しかし、防犯カメラを数十台購入しようとするとかなりの費用になると思います。
一方で、マンションのように管理する場所が多い建物はそれに応じた数の防犯カメラが必要です。
このジレンマを解決するのがダミーカメラです。
そこで今回は、マンションの防犯にダミーカメラを使用するメリット・デメリットをご紹介いたします。
【ダミーカメラのメリット】
○価格が安い
まずは価格の安さです。
ダミーカメラには録画機能や監視機能はなく、簡単に言ってしまえば防犯カメラの形をした物体です。
価格は様々ですが、1000円から3000円ほどです。
価格が安いので、複数台設置できることもメリットです。
○防犯カメラと同等の抑止力になる
見た目が本物の防犯カメラなので、侵入者への抑止効果が期待できます。
【ダミーカメラのデメリット】
●ダミーカメラだと認識されたら防犯効果がなくなる
デメリットはこの一点です。
ではどのような状況でダミーカメラだと認識されるのでしょうか。
①配線がない
これが大きなポイントです。
SDカード型やHDD型の防犯カメラには電源用と映像記録用の配線があります。
SD型・HDD型の防犯カメラなのに配線がないと、プロには見極められてしまいます。
②設置が雑
例えば屋内用の防犯カメラの形をしているのに屋外に設置してあれば不審に思います。
私たち素人から見れば何が屋外用なのかわかりませんが、プロはしっかり把握しています。
③ダミーカメラだけカメラの種類が違う
これはダミーカメラを教えているようなものです。
全てカメラのメーカーを統一するか、バラバラのメーカーを使用することをおすすめいたします。
【さいごに】
今回はダミーカメラのメリット・デメリットをご紹介いたしました。
デメリットに関しては少しの工夫で消せるものです。
設置場所別にダミーカメラを購入し、適切な場所に設置する。
そして本物とダミーカメラのメーカーを統一する、または全てランダムにする。
これだけで、より効果的かつ低コストな防犯対策が施せます。
広範囲の管理が必要となる建物の防犯対策を向上させたいと思われている方々、ダミーカメラと防犯カメラを併用するという選択をするのはいかがでしょうか。
当社では防犯カメラもダミーカメラも販売しております。
ぜひ一度、ご検討いただければ幸いです。