家庭用SDカード防犯カメラを設置する前に!失敗しないための注意点とは

家庭用SDカード防犯カメラを設置する前に家庭用SDカード防犯カメラを設置する前に

どんな買い物であっても、購入前に十分検討することで購入後の失敗を防いでくれます。

実は、防犯カメラも同じなのです。防犯カメラは決して安いものではないので、できるだけ失敗したくないですよね?


そこで今回は、家庭用防犯カメラで失敗しないための注意点と選ぶポイントをご紹介します。







■SDカードタイプ防犯カメラの特徴を知っておく

 玄関や駐車場など、主に家庭用に防犯カメラを設置する場合、たくさん録画できるHDDタイプの防犯カメラもありますが、簡単に設置可能・お手頃価格で十分な機能を持った「SDカード」タイプの防犯カメラが適切です。


このとき注意していただきたいことは、設置する場所と高さです。

このタイプのカメラは、防犯カメラの本体にSDカードを差し込むため、記録したデータが防犯カメラ内にあるということになります。


そのため、このことを知っている空き巣犯ならSDカードを抜き取って証拠をなくすということが考えられます。

取り出しやすい場所や高さである場合は注意が必要です。


 また、防犯カメラの映像を見る場合はSDカードを抜き取ってパソコンで見る場合がほとんどです。

常時モニタリングを行わない状態で設置しているため、点検や確認をしない限り、防犯カメラの故障に気づくことができません。

定期的な点検をしておきましょう。


 SDカードの特性上、録画日数が少ないのはもちろんのこと、HDDより寿命が短いです。

 防犯カメラは明るい昼だけでなく、真っ暗な夜でも録画し続ければなりません。


周りに街灯がない場合は、映像が映らなくなります。

赤外線が装備されているかどうかも合わせて確認しておきましょう。


■防水防塵はどの程度か

 防水防塵を売りにしている防犯カメラには「IP66」のような数字を見ることがあります。

IPは「Ingress Protection」の略で、侵入に対する保護という意味です。

これはEC(国際電気標準会議)およびJIS(日本工業規格)が定める、電気機器内への異物の侵入に対する保護の等級のことです。


IP△◯の△の位置にある数字を第1記号といい、「人体および固形物に対する保護等級0~6」を表します。

◯の位置にある数字は第2記号と呼ばれ、「水の侵入に対する保護等級0~8」を表します。


IPの前の数字は「防塵」について、後の数字は「防水」についてと覚えておきましょう。

「IP66」であれば、「防塵形なので粉塵が内部に侵入しない」「いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響をうけない」というレベルなので、台風などの激しい雨でも浸水の恐れがない防水性能の為、防雨型カメラとして機能を発揮するということになります。


この数値が高いほど防水性は高いです。

こうしたことを知っていると、雨のせいで壊れた、という心配がなくなり、どこに設置すればいいかが自ずとわかります。


■まとめ

 いかがでしたか?

今回ご紹介させていただいたポイントはごく一部ですが、こうした注意点を知っておくことで後悔の少ない購入・使用につながります。

購入の際はこうしたことに注意しましょう。