今、賃貸物件を選ぶ際のポイントとしてセキュリティー面が非常に需要なポイントになってきています。
特に女性の方は、気にされる方が増えてきています。
そんな中で、ご自身が所有する賃貸物件に防犯カメラを導入しようとお考えのオーナーさんもいらっしゃるのではないでしょうか?
でも、いざ導入するとなると入居者の反応が気になりますよね。
そこで今回は、賃貸物件に防犯カメラを導入する際の注意点についてお話しいたします。
■入居者のプライバシーに配慮する
防犯カメラを導入するにあたりまず気になるのが、プライバシーです。
入居者のプライバシーに配慮して設置するのはもちろんですが、近隣住民にも配慮することが求められます。
具体的には、入居者の居住空間や近隣住民の敷地が映らないような角度・位置に設置する必要があります。
屋外の敷地や共有スペースであるエントランス、エレベーター、階段などは設置しても問題ないでしょう。
しかし、それらの場所に設置した際にどうしてもプライベートな部分が映り込んでしまうときもあるかと思います。
そのような場合には、「プライバシーマスキング」というカメラ機能を利用しましょう。
これは、映したくない部分を塗りつぶして映像に残さないようにするものです。
このような機能も活用して、入居者と近隣住民のプライバシーを守り、トラブルに発展することを避けるようにしましょう。
■設置目的と運用方法を共有する
上で述べたプライバシーに配慮した設置に合わせて、もう1つ注意しなければならないのが防犯カメラの運用についてです。
ある日突然防犯カメラが設置されていたら、なんの目的で、どのような場所を映して、またどのような位置に設置されたのか気になりますよね。
このようなもやもやした状態が続くと、オーナーと入居者の信頼関係が揺らいでしまいます。
また、これがきっかけでトラブルに発展してしまう可能性もないとは言い切れま