タイムラプスビデオ

現在はハードディスクで録画するレコーダーが主流になっておりますが一昔前はVHSのビデオテープで監視映像を録画しているというものが主流でした。
一般にはタイムラプスビデオという名称で通っておりました。

このタイムラプスビデオですが見た目は一昔前にあった一般のご家庭においてあるVHSのビデオデッキと同じような外観でした。
タイムラプスビデオは家庭用のVHSビデオデッキと同じように入力端子が一つしかありません。
従って通常、カメラの映像は1台しか録画できないような構成になっています。
しかし1台だけしか録画出来ないのはものすごく不便なので、そこで登場するのがフレームスイッチャーという装置になります。
このフレームスイッチャーを使用すればカメラが最大16台まで接続(装置の仕様によりますが)使うことができます。

しかしそこはやはりアナログ機器なのでデメリットがあります。
映像がビデオテープのため、映像や録画映像が鮮明ではありません。
有事の際の犯人の顔がなかなか識別できにくいというデメリットがあります。

またカメラ台数が多ければ多いほどコマ飛びが激しくなってくるので飛び飛びの映像になってしまいます。

現在主流のハードディスクレコーダーは録画コマ数も設定できるので飛び飛びの映像ということにはなりにくいですが、このタイムラプスビデオはコマ設定ができませんので飛び飛びの映像が録画されているということは頻繁にありました。
そして最大のデメリットとしてはとにかくタイムラプスビデオ自体が重いということです。