エレックスシステム同軸LANコンバーター|電源不要でPoE給電対応!|解説します!

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同軸LANコンバーター(EOC:Ethernet over Coax)は、同軸ケーブルを介してデータと電源の伝送を行う機器です。

既存の同軸ケーブルを活用できるため、同軸カメラをネットワークカメラにアップグレードしたい!という場合におすすめです。

今回は、同軸LANコンバーターについてお話していきたいと思います。

同軸LANコンバーターの正式名称は

Ethernet over Coax

と言います。

この同軸LANコンバーターの役割ですが、IP・ネットワークカメラで重宝します。

使い方をケース別に見て行きましょう。

同軸LANコンバーター






同軸LANコンバーターポイント

□使用ケース1:既存ケーブルが同軸ケーブルのままで、IP・ネットワークカメラへ更新

ビルなど広範囲な監視防犯カメラシステムの場合、ケーブルが同軸ケーブルのままの場合が多いです。

そこで同軸LANコンバーターの出番です。

以下の図は弊社商品の同軸LANコンバーターの略式配線図です。

(※通信距離などは弊社製品の同軸LANコンバーター(ES-POE702P)の仕様になります)

同軸LANコンバータの略式配線図

この同軸LANコンバーターを図のように使えば、わざわざLANケーブルに切り替えなくてもいい訳です。

しかもLANケーブルですと100mの制約が付いてしまいます。

(※延長器などの機器もありますが、ここでは一旦置いておきます)

同軸LANコンバーターはメーカーにより通信距離が異なりますが、距離が長くて500mまで通信可能な同軸LANコンバーターもあります。

当社では安価帯で最大220mまで通信可能な同軸LANコンバーターを販売しております。







同軸LANコンバーターポイント

□使用ケース2:LANケーブルの100m制限を無視できる

上記のケース1でも触れましたが、同軸LANコンバーターは基本同軸ケーブルを使って通信します。

その為、

・ケーブルの太さ

・メーカー

・同軸LANコンバーター自体の仕様

により異なりますが、新しくシステムを構築しようとする場合でもあえて、同軸ケーブルを新規敷設且つ同軸LANコンバーターを使用して、通信距離を延ばす方法もあります。


という事で、この同軸LANコンバーターは非常に便利ですよね。

しかしこの同軸LANコンバーターでもデメリットは当然あります。

次はこの同軸LANコンバーターのデメリットについてお話していきましょう。

同軸LANコンバーター






同軸LANコンバーターポイント

□デメリット1:同軸LANコンバーターが比較的高価

IP・ネットワークカメラ1台に対して1台の同軸LANコンバーターが必要になります。

(※1台の同軸LANコンバーターで4台のIP・ネットワークカメラを補える機器もあります)

従って同軸LANコンバーターを使用するに連れ、費用が上がって来てしまいます。

有名メーカーですと、3万円~4万円しますね。

amazonなどの安価帯を見ても1万円前後はするのではないでしょうか。

なので同軸LANコンバーター1台に掛ける費用が大きなウェイトを占めてし兼ねない機器であることは否めません。

ちなみに弊社では通信距離最大220mで、税込5,980円という安価帯でご提供させて頂いております。







同軸LANコンバーターポイント

□デメリット2:使用する同軸ケーブルが劣化すると通信不良が起きやすい

上記、使用ケース1の

【ビルなど広範囲な監視防犯カメラシステムの場合、ケーブルが同軸ケーブルのままの場合が多いです。

と記載しましたが、という事はそのままの同軸ケーブルですと、かなりの年月が経過

している事が予想されます。

ケーブルが劣化してますとIP・ネットワークカメラが通信不良を起こしやすく、同軸LANコンバーターが上手く機能しない場合があります。

上手く機能しない場合、映像がフリーズ・映像の動きがカクカクするなどの症状が見られます。

同軸ケーブルの両端コネクタのBNCコネクタが経年により接触不良や、ケーブルが折り曲がってBNCコネクタが取れかかってるという状況であれば、BNVコネクタを付け替えれば済みますが、ケーブルの劣化(主に絶縁不良)の場合だと、ちょっと厄介ですね。

なので同軸LANコンバーターそのものよりも、ケーブルの問題のお話ですね。







同軸LANコンバーターポイント

□同軸LANコンバーターこんな良い点も!その1

同軸LANコンバーターはネットワーク機器にも拘わらず基本IPアドレスの付与は必要ありません。

なので面倒な設定も不要で接続すればすぐに使う事が出来ます。







同軸LANコンバーターポイント

□同軸LANコンバーターこんな良い点も!その2

今までのお話の「使い方」的なもので、

同軸LANコンバーター⇔カメラ

は1対1使用が想定でした。

しかし、この図を見てください。

(※通信距離などは弊社製品の同軸LANコンバーター(ES-POE702P)の仕様になります)

同軸LANコンバータのこんな使い方!

このようにカメラ複数台を同軸LANコンバーターを使って映像を送る事も出来るのです。

しかし、この場合は同軸LANコンバーターによって伝送容量が異なりますので、同軸LANコンバーターの伝送容量とカメラ側の設定の伝送容量を考慮する必要があります。








同軸LANコンバーターポイント

□まとめ

という事で、同軸LANコンバーターについてお話してきました。

なかなか便利な同軸LANコンバーターで、弊社も施工時はよくお世話になっている機器です。

個人宅・商店様では使う機会は滅多にありませんが、ビルレベルの改修工事だと同軸LANコンバーター登場場面はかなり多いです。

同じ同軸LANコンバーターでも用途・使用目的などで機種選定は異なって来ますので、他メーカー様比べたりして、機種選定されるのが良いと思います。

弊社も以下画像貼ってありますが、通信距離は他メーカー様と比べてちょっと短い最大220mですが、安価帯でご提供させて頂いておりますので、是非ご検討の1つに入れて頂ければ幸いです。

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同軸LANコンバーター