防犯カメラは不審者対策としてどうなの?不審者への心理的な効果について!

2019/01/28

「防犯カメラって、不審者に対してどんな効果があるの?」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
今回はそんな方向けに、防犯カメラの目的と不審者の心理に着目し、その効果をお伝えします!

 

□防犯カメラの役割
まず、防犯カメラの役割について簡単に理解しておきましょう。
防犯カメラには3つの目的があり、
*「防犯のため」
*「再犯の証拠を得るため」
*「有事の際の証拠を得るため」
このようになっています。

 

*「防犯のため」
「防犯のため」という目的は、不審者の目に入りやすいところに防犯カメラを設置することで犯罪を抑制するということです。
この項目に関しては後ほど不審者の心理の章で詳しくご紹介します。

 

*「再犯の証拠を得るため」
「再犯の証拠を得るため」という目的は、すでに1度(もしくは複数回)犯罪行為が起こっている場合に考えるべきものです。
不審者の気付かない場所に防犯カメラを設置することで、再犯者の顔を割り出します。

 

*「有事の際の証拠を得るため」
「有事の際の証拠を得るため」という目的は、
・もし犯罪が起こったら証拠を得られるようにする
・これから犯罪が発生するかもしれないという不安を払拭する
以上の2つの目的のために存在しています。

 

この場合は、「防犯」の部分に重きを置くのか、「証拠を得る」という部分を重視するのかで防犯カメラの設置方法が変わってきます。

 

□不審者の心理
防犯カメラは、不審者の心理にどのような影響を与えるのでしょうか。
それは、「見られている」という認識を持たせることで犯罪を防止するということなのです。
人間は基本的に、誰かに見られている状態で罪を犯すと自分自身に降りかかるリスクが高くなることを察知します。
その犯罪行為がその後の自分の人生に影響が及ぶのではないかという危険察知能力が働き、悪いことをしないようにしようと考えるのです。
近年では、防犯カメラの精度が上がっており、カメラに写った人物の服装や身長のみならず、顔の細部まで精密に撮影できるようになってきました。
メディアで取り上げられる防犯カメラの映像を見ると、その解像度の高さに驚く人もいるでしょう。
性能の高さを多くの人が理解している上で防犯カメラを設置することによって、犯罪行為を行う不審者が減るという効果があります。
この効果を得るためには、不審者から見える場所に防犯カメラを設置することが重要になります。
また、防犯カメラの種類についても「防犯」用のものが販売されておりますので、その目的をはっきりさせた上で選ぶとよいでしょう。

 

□まとめ
今回は、防犯カメラの目的と不審者対策としての心理的な効果についてご紹介しました。
防犯カメラを設置することで、より安全な生活を送れるとよいですね。