同軸ケーブル(中編)

防犯カメラの同軸ケーブル中編になります。
前回まではケーブルの太さについて解説致しました。
今回は、「5C」の「C」とか「3C」の「C」について解説致します。
監視・防犯カメラの世界ではこの部分が「C」になっているのを使います。
この「C」ですが、インピーダンスという電気の世界の指標になるのですが、75オームという値になります。
このインピーダンスをご説明すると、数時間必要ですので割愛させて頂きますが、監視・防犯カメラの世界では「C」でインピーダンス75Ωと決まっています。
ちなみにこの「C」の部分で「D」というものがあります。
これは無線機の給電アンテナなどに使われるケーブルになります。
ちなみに上記でご説明したインピーダンスという指標は50オームになります。
続きまして、今度は「2V」とか「FB」の部分についてです。
この2文字の前半の「2」は絶縁体材質ばポリエチレンに対し「FB」が発泡ポリエチレンになります。
また後半の「V」は一重導体編組で「B」がアルミ箔付きプラスチックテープと導体編組になります。
いろいろごちゃごちゃ書いてしまいましたが、後編でどの場面でどのケーブルを使えば良いかを解説致します。