同軸ケーブル(前編)

防犯・監視カメラの映像ラインをやりとりするケーブルになります。
英語だとCoaxial cable(コアkシャルケーブル)なんてちょっとカッコイイ名前になります。
我々監視・防犯カメラを扱う上では以下のような種類のケーブルを使用する事が多いです。

●5C-FB
●S-5C-FB
●3C-2V
●2.5C2V

というちょっと分かりにくい記号が並んでますが、ちょっとづつ解説していきますね。

最初の「5C」の「5」とか「3C」の「3」とかはケーブルの太さを表します。
この数字が多ければ多いほど、ケーブルが太いという事になります。
例えば水を撒くときのホースでも太いホースの方がより多く水を流せますよね。
ケーブルも同じで太ければ太いほど映像信号を円滑に送る事が出来るので、信号の鮮度を考えると太ければ太いほど有利です。
また太いと、ビルなどの中にケーブルを敷設する場合、いろいろな設備のケーブルと併設する事になりますよね。
そのような場合、他設備に影響を受け難いといのもあります。
更に太ければ太いほど、長い距離を敷設する事が出来ます。
逆に細いケーブルですと映像の減衰や他設備に影響が出やすかったり、長い距離を敷設出来ないなどの悪影響があります。
ちょっと長くなってしまいましたが、今日はここ迄で、後編に続きます。